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(優れる、立派だ、嬉しい)の「嘉」は 吉の字が20個加わった(十、十)文字で、
良いことが多ければ美しい」という意味を内包している。
源泉又は生命の根源、女性を象徴する文字で、
「良いことと美しいものが湧き出す人生、世界を作ろうとする意志」が込められている。
嘉泉(カチョン)は、韓国精神文化研究院院長を務めた柳承国(ユ・スングク)博士が
嘉泉吉(カチョンキル)財団・李吉女(イ・ギルヨ)会長に名付けた号である。
時空を超えて多くの方々と会話を交わしながら、にわかに私が歩んできた人生と経験、
そして時代的な痛みを、この世を共に生きる隣人達と分かち合ってみたいという想いが湧いてきました。
過ぎし人生の足跡をこの場に集めながら、
「個人的な内容をここまで公開してもいいのだろうか」と自らに問いかけてもみました。
私は医師として教育者としての生涯を生きてきました。
幸いにも、一つの井戸を掘り進めた私の努力が無駄にはならず、大韓民国の未来を明るく照らす
多くの弟子を育てることができ、また消えかかっていた多くの生命を助ける喜びも味わいました。
今日の嘉泉吉(カチョンキル)財団は汗と涙、情熱がこもった私の分身です。
しかし自分を良く見せるためにこの場を作ったのではありません。
「博愛、奉仕、愛国」という信念の下、一筋の道を貫いてきた自分自身を静かに
振り返り、人生の意味を皆様と共に反芻してみたいと思ったのです。
いつも思うことですが、告白というのは常にぎこちないものです。
私はここを「希望を育む場」と呼んでいただきたいと思います。
野山の数え切れない植物たちは大地を貫いて青々と芽吹き、色とりどりの
蕾を全世界にちりばめます。
それと同じように、この場に一貫して貫かれている私の人生哲学、
「博愛、奉仕、愛国」という価値観が皆様の心と頭の中にも深く刻まれて、
国と同胞たちの希望の光になってくれたら、と小さな願いを抱いています。
「私の人生と哲学で人々の心と心に愛と奉仕の種が広がる世界」
それが私の夢見る理想の世界です。
私はそんな世界を待ち望み、今日もその日を夢見ています。
ありがとうございました。
女医大賞(吉医療奉仕賞)
韓国女子医師会が制定し、医療法人吉医療財団が後援する賞。
国の「真の医師」を選定して授賞しており、2016年に26回目を迎える。
沈清(チンチョン)孝行賞
父母を敬い丁重に仕える全国の孝女と多文化孝婦(孝行な嫁)を選定して授賞。
1999年から青少年に孝の精神を鼓吹し、
国民に孝を宣揚するために実施している孝行賞で、2016年に18回目を迎える。
全北教育大賞
現代の「真の師」を探して授賞。
嘉泉(カチョン)文化財団と全北道民日報が共催。
ハンセン国際協力後援会 1993年7月からハンセン国際協力後援会会長に就任。
ベトナムをはじめとする東南アジアのハンセン病患者達の治療とリハビリを支援。
2001年12月にはベトナム・ビンディン省に職業訓練院を建立して寄贈。
新生命探し運動本部
経済力が脆弱な心臓病患者の無料診療事業を展開。
現在、社会福祉法人に転換した運動本部の理事長に就任。
嘉泉(カチョン)彌鄒忽(ミチュホル) 青少年奉仕団(初代総裁)
青少年保護委員会委員
嘉泉(カチョン)母性保護基金 – 李吉女基金
女性権益の伸張のため、1999年から吉病院で新生児が1人生まれるたびに 一定額を寄託し、女性福祉基金として使用。
長い人生を生きていれば、皆さんの前途には
晴れの日もあれば暴風雨が迫り来る日もあるでしょう。
しかし、今までの努力と情熱、
そして覇気あふれるチャレンジ精神を持ち続けるなら、
どんなに激しい波風も皆さんの進む道を阻むことはできないでしょう。
小さな産婦人科医院から出発し、今日の嘉泉吉(カチョンキル)財団を築き上げた私のことを、
多くの人々が「成功した女性」と言います。
あえて申し上げるなら、私が生きてきた人生について、成功した女性の人生というよりは、
熾烈なまでに最善を尽くして生きてきた一人の女性の人生として理解していただければと思うのです。
今この瞬間にも熾烈なまでに最善を尽くして人生を歩んでいる大韓民国の全ての女性達に、
そして偉大な母達に、熱い激励の拍手を送ります。
また、この地の全ての若者達には、
「海老のように丸まって寝ても鯨の夢を見よ」とお願いしたいのです!
21世紀はグローバル時代、知識情報産業時代と言われています。
誰であろうと自己革新を怠り、
専門知識の修養をおろそかにするなら、時代の中心に立つことはできません。
たとえ今、あらゆることに困難や恐怖を感じたとしても、挑戦し続けてください。
自分を狭い塀の中に閉じ込めず、全世界を舞台に駆け巡ってください。
皆さんには若さゆえの限りない可能性があります。
たとえ海老のように丸まって寝たとしても、常に鯨の夢を見てください。
愛とは他人のために自らを燃やすことである。
父母の愛、聖賢達の愛の火花は他に比べられるものがないほど熱く純粋で、
「無条件」に燃えているからこそ、永遠に輝くのである。
60歳を過ぎてからお化粧を始めました。それまでは
「医者は勉強して患者を看るべきだ、
化粧している暇がどこにあるか」と思っていました。
リーダーシップの核心は自信である。自分への信頼、
そして自分が決定したことへの信頼がなければ推進力はもちろん、
リーダーシップは生まれない。自分で自分を信じられない
人に誰が信じてついていくだろうか。
過去は未来を見せてくれる鏡だと言われます。
他人と似ていたり、同じような過去で人と違う特別な未来を開くことはできません。
名誉と誇りは階級章にあるのではなく、皆さんの頭と胸にあります。
これは他人が与えてくれるものではなく、皆さん自身が成し遂げるものです。
熱く燃え上がる情熱とチャレンジ精神は生きていることの証しである。
万一その温度が冷めていくの
なら、生の「青い火」が消えていることを意味している。
博愛 (Philanthropy)
日の当たらない場所、疎外された人々をケアします。
「保証金がない病院」、「新生命探し運動」、海外の心臓病の子供達の無料手術、
医療脆弱地での病院運営などを通し、困難な環境の中で危機にさらされている生命を愛をもってケアします。
低い所、孤独に生きる人々をないがしろにしないことが吉(キル)病院精神の根幹です。
“疎外された人々をケアします”
奉仕 (Public Service)
手を空っぽにして心を満たせば幸せです。
奉仕と分かち合いこそが先進社会の「塩」です。
嘉泉(カチョン)彌鄒忽(ミチュホル)青少年奉仕団の凛々しい気性、
「沈清(チンチョン)孝行大賞」に輝く高潔な孝誠は、世界を明るく照らす奉仕の灯火です。
are the lamp of service to light the world.
嘉泉(カチョン)文化財団の嘉泉(カチョン)博物館が広げる文化の分かち合いが和やかで格調高い世界を作ります。
“永遠なる奉仕の信念”
愛國 (Patriotism)
人材養成が国を愛することの始めであり終わりです。
人がまさしく共同体の未来です。
グローバルリーダーを輩出し、医療人材を育て上げる夢が
嘉泉(カチョン)大学校のグローバルキャンパスとメディカルキャンパスに込められています。
基礎科学を研究する「嘉泉(カチョン)脳科学研究院」、「李吉女がん・糖尿病研究院」は、
21世紀超一流コリアの土台です。
人材養成は国を愛することの始めであり終わりである
医療
教育
社会文化
メディア
奉仕